だまし絵・錯視サイン

興和サインでは『トリック3Dアート』と呼んでいる視覚の錯覚を用いたアート看板があります。
そのものの元になったものが、『トロンプ・ルイユ』『だまし絵』『錯視絵』などと呼ばれるものです。
簡単にいえば『人の目を騙すもの』という意味をもつアート作品です。
最近ではこの技法を使って人の目を惹きつけて誘導する『錯視サイン』も出てきている模様です。
そんな『人の目を騙す』ものをちょっぴりだけ説明します。

だまし絵ってどんなもの?
  • だまし絵ってどんなもの?
  • だまし絵ってどんなもの?

上記した『トロンプ・ルイユ』『だまし絵』『錯視絵』、それに追加して『トリックアート 』は全て同じ意味合いものだと思っていただければ問題ございません!
人によって若干定義は異なりますが、要は『人の目を騙すアート』のことです。
もともとトリンプ・ルイユはシュルレアリスム( 超現実主義) でよく用いられた手法で、フランス語で『目を騙す』という意味がある言葉です。
とてもリアルでまるで本当に現実にあるのではないかと錯覚させるほど精密なアートのことをさす場合もありますし、現実的では成立しない建物の立ちかたや水の流れを表現したもの、野菜や動物を集めて人の顔に見えるように描いたもの、向きを変えると別のものが見えてくるもの、長さがかわって見えたり絵が動いて見えたりするものなど、トロンプ・ルイユの中には様々な表現が分類されています。
トロンプ・ルイユという名前では馴染みづらいかと思いますので、日本で親しまれた呼び方のだまし絵としてこれからはお話しますね!

こういっただまし絵はアート作品としてかなり人気が高く、日本でもだまし絵だけ集めた特別展が行われたり、だまし絵専門の美術館があるほどです。
実際に絵が飛び出してみたり、絵の中に入り込めたりしたらとても楽しいですからね!写真を撮っていい場所ならついつい写真を撮りたくなっちゃうかと思います。

でもだまし絵はアートとしての楽しみだけでなく、舞台装置や建築物などに用いることで敷地を広く見せたり奥まで世界が広がっているかのように見せられるという使用方法もあります。
外国の古い建物で高い天井に絵が描いてあることはありませんか?
不思議な凹凸の天井だなと思っていたら、実はその凹凸もだまし絵の技法で描かれた偽物の凹凸だったりするんです。

だまし絵は娯楽としても実用としてもとても楽しめるものになっています!

錯視サインはどう使うの?
  • 錯視サインはどう使うの?
  • 錯視サインはどう使うの?

近年注目を浴びているのが、このだまし絵の技法を用いた公共のサインです。
駅や街中で、たまに矢印が地面や壁から浮いて見えるような道しるべをみたことがありませんか?
これがだまし絵を用いて人々に伝える錯視サインです。

駅の中で上部の道案内をみただけだと色や矢印がたくさんあってわかりづらい!
そんな時でもちょっとした目印のイラストとともに矢印を面白おかしく表現できるので、子供や外国からの観光客の方にもわかりやすくなりますし、何よりその場が格段に華やかになります!

渋谷などの街でもアートで道しるべのプロジェクトが進んでいるので、今後観光客が多い地域や街おこしを企てる地域で活用されていくのではないかと思います。

興和サインのトリック3Dアートは?

錯視サインの話をしたけれど、興和サインのトリック3D アートで錯視サインは作れるの?
もちろん興和サインも錯視サインを作ることが可能です!
興和サインのトリック3Dアートの定義は一般的に『ある一点の角度から見ると絵が成立して見える・飛び出して見える・穴が空いているように見える』というイメージで考えていただければと思います。
なおかつ、トリック3Dアートだけで成立させることもできますが、なるべく人が入って楽しめるフォトスポットの役割を担えるように考えています。

錯視サインはこの形からは少し外れるかもしれませんが、トリック3D アートと同じ技法で製作することが可能です。
詳しい内容は立地条件や素材で変わってきますが、まずはこうんなことできる?とお問い合わせください!

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