トリック3Dアートを用いた取り組み

トリック3Dアートを用いた取り組み

2019年10月12~14日に自由が丘で開催された『女神まつり』で産業能率大学様がひかり街で出展するトリック3Dアートの製作に携わらせていただきました。

今回使用したトリック3Dアートは床と壁を使用した二面仕様です。
本年の夏頃に学生の皆様からトリック3Dアートを使用したフォトスポットや企画を用いて会場を盛り上げたいとご相談をいただき、商店街の活性に携わる仕事ができるということで打ち合わせを重ねていきました。

最終的にいくつもの案の中からひかり街にある総菜屋さん『味よし』様のお弁当の中に入りこめるトリック3Dアートを作成することになりました。
興和サインで学生様とのコラボレーションをさせていただいたことは初めてのことだったので、とても有意義な経験になりました。

学生様の声

今回打ち合わせなどをご対応いただいた学生様に女神祭りのことや今回のトリック3Dアートについて印象をお伺いしてました!

Q.1
自由が丘の『女神まつり』というのはどのようなお祭りですか?
A.1
自由が丘女神まつりとは、今年で 47回目の開催となる歴史あるイベントです。10月の体育の日の連休に催され、毎年約 50 万人の来場者で賑わう自由が丘最大のイベントです。女神まつりの由来は自由が丘駅駅前にある「女神像」という像の名前からきています。当日は駅前メインステージで様々なパフォーマンスを催しているほか、各エリアで大道芸、ジャズステーション、ワゴンセール、飲食などが展開され、街全体が活気で賑わうイベントとなっています。
Q.2
どうしてトリック3Dアートを『ひかり街』の出し物として活用したいと考えたのですか?
A.2
「トリックアートできたらすごくない?」と思いつきで発言したのが始まりです。
トリックアートが好きな班員の学生が 「トリックアートに合わせてポーズを決めて、面白い写真が撮れるんだ。撮った時も楽しかったし、写真を見返して、あの時あの場所で撮って楽しかったという気持ちを思い出す」と 実際に撮影した写真を見せてくれました。 私たちは、ひかり街でトリックアートを置き、お買い物にくるお客様にトリックアートで写真を取ってもらい、写真を見返した時にひかり街を思い出してもらいたいと考えました。 これがひかり街でトリックアートを選んだ理由です。
Q.3
どうして興和サインに依頼しようと思ったのですか?(どうやって見つけましたか?)
A.3
いざ「トリックアートをひかり街で作りたい」と思い調べてみても、私が調べた中ではオリ ジナルデザイン作成ではなく既存のものの貸し出し限定や、サイトからでは実際にトリックアートを作り上げるまでの過程や料金など、完成までの具体的なものが見えてこない企業がほとんどでした。そんな中、興和サイン様のサイトは制作までの過程が具体的に分かりやすく記載してあり、実際に街の人と関わった具体例を載せていて、その資料からトリックアートを作成するまでの情景が一番具体的に見えてきた企業でもありました。そこから「こ の企業となら自分たちが思い描いているトリックアートを作ってくれるかもしれない、こ の企業と一緒に作っていきたい」という気持ちが強くなり、御社にトリックアートの依頼をしようと思いました。
Q.4
実際に打ち合わせを重ねた印象はいかがでしたか?
A.4
実際に企画書を出しに最初に御社に伺った時、私たち学生のことや授業のこと、女神まつりのことなどを柔軟に理解して下さり、「なんて理解のある企業なのだろう!」と感動したことを覚えています。というのも、学生というだけであまり乗り気のしない企業様も多く、予算も全然ない中であったため、ダメ元でのお伺いであったからです。基本的にはデザイン担当の浦田様とやり取りをさせていただいたのですが、こちらの質問にも丁寧に返して下さり、とてもやり取りをしやすかったという印象です。予算やデザイン締め切りのことでギリギリになり困らせてしまうことも多々あったのですが、そんな時も柔軟に、前向きに対処し て下さったおかげで無事希望予算と希望デザインでトリックアート完成を迎えることができました。
御社を選んでよかったと心から思います。ありがとうございました。
Q.5
設置してみて、お客様や商店街、学生様方の反応はいかがでしたか?
A.5
最初にひかり街のお店の方々このトリックアートを披露しました。最初はどういうものなのかイメージしにくいようでしたが、カメラを構えて学生がポーズをとると「そういうことね!わたしもやりたい!」といっていただけました。今回はひかり街の中にある惣菜屋の店主・お弁当をモデルにしたため、それに気づいて楽しんでくださる方もいらっしゃいました。
イベント当日は、準備中からお子様に興味を持っていただけました。お子様の写真を親御 さんが撮り、それを中心に学生・お客様・お店の方の会話が弾むという、ひかり街にマッチした温かみのあるブースになりました。また、お子様や遊びに来た学生が撮影していると、気になるけどすこし抵抗があった大人の お客様もよってきてくださり、ポーズをとって楽しそうに撮影していました。
イベントごとが多い商店街ではありますが、これまでのコンテンツとは違った、インパクトのあるものであったため、初めてきた方にもいつも来てくださる方にも、楽しんでいただけたと同時に、新たな客層をひかり街にもってくるきっかけをトリックアートを通して作れたのではないかと思います。
実際に設置した際の写真・シミュレーション画像
  • 実際に設置した際の写真・シミュレーション画像
 

実際に絵の中に入り込むと掴まれているような写真が撮影可能です。

  • トリック3Dアートは3Dソフトを使用してパソコン上でシミュレーション
 

トリック3Dアートは3Dソフトを使用してパソコン上でシミュレーションします。

担当者の声

学生の皆様が女神祭り、そしてひかり街についてとてもよく考えていることがよくわかり、とても楽しくお仕事をさせていただきました。
製作の可否やデザインの意向で私含めバタバタもしましたが、こうやって学生様とのコラボレーションで商店街のお仕事をさせていただけることはとても喜ばしいことと思います。
設置直後に実際の現場をみさせていただきましたが、小さいお子様を連れたご家族が楽しそうに写真を撮っている姿はとても印象的でした。

また機会がありましたら、弊社としてもより現場を活かしていけるようなコラボレーションができればと思っております。

トリック3Dアートは企業のイベント会場や店舗様だけでなく、今回の商店街の活性や出し物としても使用していくことが可能です。
普段の出し物とは少し違う、目の錯覚や視覚の不思議を使ったフォトスポットを作成してみませんか?

続きはこちら