習成館様の壁面立体看板

 

新宿区信濃町にある剣道場習成館様の壁面立体看板を製作・施工させていただきました。

明治12年に、勝海舟が命名した歴史ある剣道場で、以前に入り口上の立体看板を弊社で手がけたリピートのお客様です。

お問い合わせ内容

以前設置した面の看板が好評で、もう一点立体の看板取り付けたいというご要望でした。

剣道なので『其れに掛けた短歌』『磨かれた心』『竹刀と木刀』『都内で一案古い剣道場』『入門用の検索窓』を入れたいとのことで、詳細なイメージ資料をいただき弊社でレイアウトをさせていただきました。

デザインテーマ、製作プロセス

デザインはもともとお客様の方である程度イメージが固まっていたので、それを弊社で具体的なイメージを作る形から入りました。

ベースはアルミの角材で厚みを出したエコパネル仕様になっております。

そこにインクジェット出力を貼り、文字と検索窓の部分をレイアウトしております。

『竹刀と木刀』は実際の木刀をお借りし、より実物に近づくように製作をさせていただきました。

発泡スチロールの塊から竹刀と木刀の形を削り出し、外側はFRPで複数回コーティングして強度を出してします。

使い込んでいるイメージを出すためにあえて持ち手の汚れやかすれを表現しております。

実際使用されている竹刀に入っていた刻印も忠実に再現しております。

『磨かれた心』は、短歌の『玉の光は』と『人の心も』に合わせた表現で、光が当たってキラリと光るようなイメージを客様がお持ちでした。

そのため弊社でステンレスの鏡面に文字をエッチング加工する仕様でご提案させていただいております。

スポットライトが当たるため、日中だけでなく夜間でも玉が光るようになっております。

施工

施工場所は地下階段上の吹き抜けになっていたため、足場を作って作業をいたしました。

作業内容自体はエコパネル看板の取り付けとスポットライトの設置になります。

今回の施工に合わせて、以前取り付けたスポットライトもLED仕様の新しいものに付け替えさせていただきました。

これでより明るく長持ちするスポットライトになりました。

剣道のアイテムを活かしたインパクトのある看板を取り付けすることができました。

前回に引き続き、お客様にも大変ご満足いただけました!

今回のようにかなり実物に近づけた立体造形もポップでかわいらしい立体造形も製作が可能ですので、ご興味のある方はお気軽にご相談ください!

 

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デザイナー:浦田