アンソロップエスプレッソ&ビブリオさんという下北沢にある読書カフェのファサードで、カッコいいデジタルサイネージの使い方を見かけました。
写真の左下の壁面には、デジタルサイネージがあります。
壁面と同系統の色に塗られていて、ファサード全体のデザインの中に違和感なく溶け込んでいます。
ひと目見て「デジタルサイネージをカッコ良く使っているな」と感じました。
おそらく、株式会社TBグループの「BRID(ブリッド)」という製品を使っています。
↓↓↓ BRID ↓↓↓
前面の透明アクリルを外し、液晶の下のLEDによる電光掲示板の部分はアクリルか何かで塞いでいるようです。そのうえ、本体をペンキで壁と同じ色に塗っています。
これによってファサードとの一体感が出て、カッコ良く見えるのです。
思えば、黎明期のデジタルサイネージ(今から7~8年前)は、液晶テレビそのままという感じでした。
それではダサいということで、多少デザインした筐体に液晶ディスプレイを収めるようになりました。
ですが、筐体を多少デザインしたとしても、設置環境はさまざまなので、空間に溶け込んでカッコ良く見せるというのが難しかったように思います。
設置環境との調和を図るなら、既製品をそのまま使うのではなく、このくらい手を加えないと難しいのかもしれません。
興和サイン
ディレクター
青木利典