6月2日に当社の社員研修会を実施しました。
講師は、元『週刊プロレス』編集長のターザン山本さんです。
もともとは、外部から参加者を募ってのセミナーを予定していましたが、社長の高橋が「ターザンさんの話を、まずは社員のみんなにじっくり聞いてほしい」とのことで、社員研修会の講師に招きました。
ターザン山本さんは、写真260名の大手出版社のベースボールマガジン社において、たった7名による週刊プロレス編集部で圧倒的な売り上げを出していました。
『週刊プロレス』を1号発刊するたびに、純利益1000万円を生み出していたというのです。
そんなターザン山本さんによる組織マネジメントの手法は、大変興味深かったです。
たとえば、以下のようなものです。
・部下がやりたいと言った企画や、行きたいと言った出張は、基本すべてOKを出す(唯一、下ネタだけはNGを出した)。
・人事部が採用した人は編集部に入れない。自分がプロレス会場で知り合ったプロレスファンで見込みのありそうな人を編集部に引っ張ってきた。
・編集部に入れる人の条件は、(1)プロレスが好きであること。(2)週刊プロレスが好きであること。(3)ターザン山本が好きであること。
・仕事上で、社員同士がコミュニケーションを取ろうとしなくてもいい。仕事ではお互いに妥協せず、仕事以外の部分では相手に合わせたらいい。
などなど。
約2時間の講演の後の食事会も盛り上がりました。
ターザン山本さんという特異なキャラクターに触れたためなのか、社員同士の会話もいつになく(?)弾んでいました。