袖看板の蛍光灯をLEDに交換

とあるお客様からのご依頼で、袖看板内部の蛍光灯をLEDに交換しました。

袖看板の蛍光灯

 

蛍光灯型のLED

 

従来型の蛍光灯と器具を外して、蛍光灯型のLED(直管LEDなどとも呼ばれます)と専用器具を取付けました。

興和サインでは、蛍光灯型のLEDは袖看板など両面表示の看板と、壁面看板など片面表示の看板で、使用する製品を変えています。

両面表示の看板の場合は360度発光、片面表示の看板では300度発光の製品を使用します。300度発光のほうが安価ですが、これを両面表示の看板に使うと光のムラが大きく出てしまいます。

今回は両面表示の看板なので360度発光の製品を使用しました。


看板の光源をLED化する最大のメリットはメンテナンス(ランプの交換)の頻度を減らせることです。

上記写真の袖看板は30Wの蛍光灯が3本入っていました。これをLEDに変えたからと言って、電気代が大幅に安くなることはありません。ですが、蛍光灯は1年半~2年くらいで寿命がきて不点灯になります。そのたびに業者を呼んで交換さぎょうを行うと、1回数万円~の費用がかかります。

蛍光灯型のLEDであればカタログスペック上の寿命は4万時間となっており、夜間のみ点灯して10年はもつ計算です。

4万時間というのはあくまでカタログスペックで、実際には設置環境によって寿命は異なります。例えば、日差しが強く当たる場所に設置されている看板に使用した場合、寿命はおそらく4万時間以下になります。それでも5~6年もてば、従来の蛍光灯を使って不点灯になるたびにメンテナンスするよりもコストを下げられるのです。