こんにちは!興和サインの看板娘です!
不定期更新のブログ、今回の情報は『看板に使うシートについて-マーキングフィルム編-』についてご紹介いたします!
看板に使うシートというものも、実は結構種類があるんです。
今回は、マーキングフィルムの使い方についてご説明いたします!
マーキングフィルムとは、塩ビ製の色付きシート(裏面が粘着層になっているシール状のシート)を、カッティングマシーンで文字やロゴの形にカットして窓ガラスや看板面に貼るものです。
カッティングシートという呼び方をよくきくかと思います。
※カッティングシートという名称は、株式会社中川ケミカルのシートの製品名です。
この白いデザインの部分がすべてマーキングフィルムです!
ただしかなり細かいデザインもマシーンでカットすることが可能です、小さすぎたり細かすぎたりすると、カットできない場合もございますので注意が必要です。
マーキングフィルムが看板になるまで
まずはじめに、マーキングフィルムでカットしたい文字やイラストを、イラストレーターのパスデータで作成し、マシーンに読み込ませます。
これだけで機械が自動的に認識してカットしてくれます!
カットといっても、パスデータに合わせてデザインを切り抜いてくれるだけ、不要なシートの部分までは取り除いてくれません。
カス取りと呼ばれる作業は人の手で行われております。
データが細かければ細かいほど、カス取りは大変になります、職人技ですね…!
カス取りがおわったら、リタックシートと呼ばれるシートを表面に貼り付け、マーキングフィルムののりが付いている方の紙を剥がして相手に貼り付けていきます。
これがあることでデザインを崩さずに貼り付けることができます!
完成品がこちら!
この写真はスタンド看板ですが、アルミ複合版やガラス、アクリル、金属などにも貼り付けることができます。
貼り付ける相手に合わせてシートの種類が異なりますので、お気軽にご相談くださいね!
インクジェットシートのようなグラデーションを表現することはできませんが、シンプルでスタイリッシュな表現も可能で窓面などでは店内の様子も見れるようなデザインにしやすいため、人気の高い商品です!
シートについてはいくつか種類がございますので数回にわけてちょっとずつご紹介していきますね!
来週はシートの話は一旦お休みして『トリックアートのシミュレーションについて』をご紹介する予定です!