お客様に聞く – ダイニングバーBianco

ダイニングバーBianco

ダイニングバーBianco

川崎市中原区 ダイニングバー Bianco 代表 今関 俊彦 様

まずお店の自己紹介からお願いします。
  • ダーツ
  • 「川崎の向河原駅近くにオープンしたばかりのダーツのできるダイニングバーです。Biancoという名はイタリア語の白からとりました。僕、白が好きなんです。前もバーとダーツだけの小さな店をやっていたんですが、今度の店はスペースが広くなるので、飲んで投げるだけじゃなく、料理にも力を入れた、ファミリーで来てもらえるお店にしたいと思いました。だからお店のデザインもそんなイメージにこだわりました」
  • 「あと特徴といえば世界のビールをそろえていることですね。僕、かなりの酒豪なんですよ(笑)。特にビールにはこだわりがあって、お気に入りはベルギービール。お店にはビン6種類、生2種類のベルギービールを用意しています。この辺りでは、あまりないんじゃないかと思います」
  • ビール
  • 料理
  • 料理
それでは、看板を製作するまでのお話を伺っていきましょう。

オーナー

興和サインに決める前

Q
新店舗で、いざ看板を作るとなって、まず考えたことは何ですか?
A
この店を開く前、この敷地は託児所だったんですが、その時ついていた看板のセットはそのまま使う事にしました。その方がコストもかからないですしね。 だから後はそこにデザインするだけだったんですけど、看板のスペースがデカイじゃないですか。多少の大きさなら自分で、とも考えたんですけど、これだけデカかったので、誰かにプロに頼むしかないかと。
Q
その時、何かデザインイメージは持っていましたか?
A
正直、自分はデザインとか全然分かんないんで、具体的にどうこうしたいというイメージはあまり浮かばなかったですね。しいて言えば、いろいろな画像の作品集とかを見たりした時、カッコいいなって思うのがあったんです。何だと思います? パルテノン神殿なんですけど(笑)。柱が立ってアーチになっていて、やっぱり白くてなんかいいなと。まあイメージ的にはそんな位ですね。ただ前やっていた店の看板はネオンとかのいわゆるバーっぽいものだったんですが、今回はファミリーのお客さんも意識していたので、あまりダーツを売りにしたネオンの派手なのにはしたくないといいうのはありました。
Q
では、看板製作会社はどうやって探したのですか?
A
知り合いとプロの業者と平行して探しました。まず、知り合いの内装業者、後輩なんですけど、「いいよ、やってあげるよ」って言ってくれて、気軽だし割安でやってくれると思うからいいんだけど、でもデザインとなるとどうかなあと思ったり、また看板用の大きなシートをつくる会社に知り合いもいました。こちらはデザインは出来るかもしれないけど看板の設置はやっていないんです。だから設置業者も頼まなければいけなくなっちゃうんで、全部まとめてやって頂けるところがいいなと。でもプロの看板屋さんのことは全く分からなかったので、色々な会社のホームページを見て探しました。デザイン的に気に入ったのは3、4社でしたね。このサイズだといくら、何色使うといくらとか価格のことしか書いていないところも多かったんですけど、その3、4社は看板の事例がたくさんあって、デザインが見れたのがよかったですね。
Q
興和サインのホームページを見た印象はいかがでしたか?
A
ホームページに事例として紹介されていたものに、立体的な看板が多かったんです。例えば「オリオン食堂」さんのとか。「へえっ、こういうのもありなんだ」って思いましたね。 ただ名前とかのせるだけじゃなく、看板でお店のイメージが出せるんだって。具体的にどれかの事例を参考にしたいと思ったわけではないけど、僕のようなデザインの分からない人間にも、イメージが湧きやすかったんです。あと、もしかしたら、最近こういうのが流行っているんだよって教えてもらえるんじゃないかとか思ったり。それで、まず相談してみようかなと。それにホームページを見て、いいなと思った3、4社の中で興和サインさんだけが東京だったんです。やっぱり近い方がいろいろ便利かなあと。遠いと電話だ、メールだファックスだってめんどくさいじゃないですか。施工も早いかなと思いましたね。
Q
実際コンタクトをとったのは何社ですか?
A
知り合いと興和サインさんの2社です。興和サインさんは、電話してすぐ来てくれました。その時立体にしたいということを伝えました。担当さんからは、ダーツボードや刺さった矢のオブジェとかのアイデアをもらったんですが、コストはどうしても、その分かかってしまうということで、そこまでかけるかどうしようか悩みました。そんな時、「必ずしも立体でなくてもデザイン次第でイメージする雰囲気を出すこともできます」と言われたのでやってみようかなと。
Q
コスト的にはいかがでしたか?
A
知り合いと、興和サインさんに見積もり出してもらったんですが、正直、知り合いの方が少し安かったです。でも、はやりデザイン任せられない。やっぱり実績があるところの方がいいかなという思いが強くなってきて、コストに見合うデザイン力に期待して、興和サインさんに決めました。
Q
決めてはやはりデザインですか?
A
はい、そうですね。あともう一つは、担当さんが頑張っていたことですかね。
Q
えっ? 「頑張っていた」と言うのはどういうことですか?
A
僕、飲食の前は車の販売やっていたんです。大きな会社の社長さんとかもお客さんでした。接客業が長かったこともあって、さりげない態度から、相手のことがなんとなくわかっちゃうんです。細かいところに出るんですよ、人間って。ささいな事なんだけど、雑談の中でつまんない質問して判断してるんですよ。で、そんなボクから見て、「おっ、頑張ってるんじゃん」って思えたんですよ。もちろん仕事取りたいから一生懸命に営業するのは当たり前だけど、そういう意味じゃなくて例えば、夕方6時頃かな、打合せに来てもらった事があって、確かこの辺に住んでいるとか言っていたんで、なんとなく「このまま直帰ですか」って聞いたんです。そしたら、「いえ会社に帰ります」ってきっぱり。ただ、それだけのことなんですけど、この人、生真面目な人なんだって思えたりとか。そういうことがいくつかあったんですよね。やっぱり仕事を依頼する決め手って、お金もあるけど、人じゃないかと思うんです。この人なら、ちゃんとやってくれそうだなっていう信頼感。それがあったから最終的に発注を決めました。

ソリューション

興和サインに決めた後

Q
発注されてからは、どのように要望を伝えたのですか?
A
自分がこだわっている事を言っただけです。さっきも言ったように、デザインは分かんないんで、お店のコンセプト、白とか世界のビールとかダーツとかファミリーとか料理とかパルテノン神殿とか(笑)ボクが思いついたことを伝えたんです。お店の下側のガラス部分についても黒いシートで隠してほしいくらいしか言わなかったですね。どうしたいかなんて、何も思いつかなかったし。
Q
最初にデザインを見た時の感想は?
A
2案もらったんですが、デザインをメールで見て、「あーって、思わず笑ってしまいました」
Q
笑ったというのは?
A
ビールのこだわりを言って、銘柄とかもメモしてもらったんですが、デザインに、ちゃんとそのビールが全部入っていたんです。すごくかわいいな?って思ったんで、つい笑顔が。ガラスのシートの上の部分も、波の形にしてあったり、色々工夫されているのがよかったですね。
  • デザインAボトム
  • デザインBボトム
Q
その後、どのようにデザインを決めていったのですか?
A
友達とみんなで2案を見ながら意見をいいあって、好きなところを合わせて決めました。上のらんまの部分は、A案の白が多いものを選びました。下のドアや窓の部分は、A案の波のカーブとB案のダーツ盤のデザインを合わせて、ダーツがそれに向かって飛ぶようにしてもらえますかとお願いしました。

ガラス修正案

Q
完成した看板を最初に見た時はいかがでしたか?
A
夜、照明付けてからじゃないと分かんないなと思って、夜まで待って、電気をつけて、道路の向こうから全体を見たんです。すぐに気に入りました。「おっ、いいなぁ」って、思わずまた笑顔になりましたね。丁度、5個照明がついていたんですが、店名のビアンコとかビールの絵とかキレイに全部を照らせて、それが嬉しかったですね。

ライトアップ看板

Q
お客さんの反応はいかがでしたか?
A
ビールのデザインが、女性のお客さんにカワイイって言われましたね。

通行人

-思わず店内を覗き込む通行人も少なくないようです-

Q
改めて興和サインを選んだ感想をお願いします
A
興和サインさんはスゴいからぜひオススメだよとか、いかにも聞こえのいいことは言えないんですけど、今回予算もあまりなかったし、デザインイメージもキチンと伝えられなかった中で、お店としてのアピールをきちんとしてもらえたのがすごく良かったですね。やっぱりプロに頼んでよかったなと思いました。

ソリューション

今関様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。
※ 取材日時2010月10月

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