チンドン屋始めました。

チンドン屋始めました。

興和サインの高橋芳文です。
僕は、小学生の頃からプロレスが好きです。
かれこれプロレスファン歴40年。

今まで、プロレスは、観るばかりで、プロレスラーに知り合いはいなかったのですが、最近、三富政行選手と知り合いました。

やっぱりプロレスラーはかっこいい。 そして、三富政行選手はクレバー。 慶應大学卒業、博報堂のキャリアを経てプロレスラーになった異色の経歴の人。

その三富政行選手とコラボレーション、タッグを組みチンドン屋事業を実現すべく可能性の模索がはじまりました。

その手掛かりとして、プロレスラーの視点から、看板とプロレスはロックアップできるのか?

その可能性について語ってもらいました。

看板とプロレスのロックアップ

看板とプロレスのロックアップ

プロレスラーの三富政行です。

興和サイン社長の高橋さんから、

看板とプロレスで、ロックアップできないか?

という問いかけをもらった。

ロックアップというのは、プロレスにおける最も基本的な「組み合い」のことである。

相手を制するべく、首を掴みにいく行為を、それぞれが牽制しあい、結果として首と腕をクロスして組み合う形になったのがロックアップの原義と言われている。

はじめは唐突過ぎて何を言っているのかイメージしづらかったのだが、高橋さんと話していくうちにその意図が分かってきた。

語弊を恐れずに言えば、プロレスラーである私も看板作りをしている興和サインも、ある意味で「チンドン屋」なのである。それは自身の身体(看板で言えば看板それ自体)をもって“表現”をし続けているという意味で同義であり、“身体表現”をプロという括りで非常に親和性のある関係であるということだ。

以下に綴る内容も、「チンドン屋」としての在り方を、プロレスラーという観点から考え、プロレスと看板における親和性とその可能性を説いた内容になっている。

「看板とプロレス」そして、「看板屋がプロレスをする」。

前代未聞な言葉の組み合わせは、実はアナタのそばで起きていることごく当たり前のことなのかもしれない。
そんな言葉の真意と可能性を以下に綴る。

ー看板作りとは

看板広告作りにおける真の目的とは何か。

必要な情報を掲載し、キャッチーなコピーを目立つように掲載することが答えだろうか?
看板との出会いはどこに転がっているか分からない。前述のように見落とされることだってあるかもしれない。
では、看板自身どうあることがゴールであり、本意なのだろうか。

それは、看板広告自身が目の前にいる人に語りかけ、コミュニケーションをとり、人々の心を鷲掴みにすることなのではないだろうか。
鷲掴みという抽象的な表現よりも、「喜怒哀楽」をコントロールすると言った方が分かりやすいかもしれない。

プロレスラーの僕が感じることは、それは物凄く“プロレス”に似ているということである。
プロレスこそ観客の心理をコントロールし、喜怒哀楽を掌の上で転がすスポーツでありエンターテインメントであり、アートである。

ここでは、看板がプロレスをするということを考察していきたい。

ープロレスの本質にあるもの

プロレスとは基本的には闘いであることが大前提にあるが、その本質は観客の心理を掌握するという点にある。

相手の喜怒哀楽を掌の上でコントロールすることこそ、プロレスにしか出来ない特殊性である。
そんな特殊性も含めて、看板がプロレスをするとはどういうことなのか。

ー想像力をかき立てろ

想像力をかき立てろ

人類の歴史は「白」か「黒」かの判断の積み重ねで作られてきた。

ローマ帝国は白の歴史を積み重ね、滅亡という壮大な黒の歴史を迎え、その後の世界を紡いできた。

第二次世界大戦でも白か黒かで勝者と敗者が決まり、その後の近代社会の歴史が作られていった。今日もどこかで行われている企業のプレゼンは白か黒かで決着がつき、どこかで行われている試験では白か黒かで合否が決まる。

このように人類の歴史は「白」か「黒」かの判断、つまり「結果」の積み重ねで築き上げられてきたのだけれど、それでも人類しか感じ得ないもう一つの色味がその中庸にある。

「グレー」だ。 「グレー」こそ人類が感じうる最も数奇な色味であり、「グレー」を感じるための「想像力」こそ人類が持ち得る最も高貴な能力である。

「想像力」は人々の心を躍らせ、悲しませ、怒らせる。

答えがないからこそ、ああだこうだと思慮を巡らす。

「想像力」は人々自身が持つ能力でありながら、人々の心理や感情を掌の上で転がす。

ゆえに看板広告作りにはある種の「グレー」な色味が必要だ。答えをはっきり明確に出す看板は、情報伝達掲示板であって、真の看板広告にあらず。

見る人が「ああだこうだ」と思慮を巡らし、頭の片隅でその看板のことを思い出してしまう時、看板は真にその人に語りかけているのだ。

ープロレスとは“グレー”を楽しむジャンルである

プロレスとは“グレー”を楽しむジャンルである

同時に、プロレスとは常に、勝つか負けるかが価値の判断基準ではないジャンルである。目の前で起こる「必然性のある不自然」や「常人離れした心技体」というのは、白か黒かを超越した部分にその価値を見出さざるを得ない。そこにある「グレー」を探求するために人々は想像力を働かすのである。

いかに想像力をかきたてて、人々に語り掛けていくか。

そういった意味でも、プロレスを学ぶことは看板広告作りにおいて非常に有意義であるはずだ。

ー“アメージング”を創り出す

“アメージング”を創り出す

プロレスにおいて、さらに必要であることは「超人性」や「キャラクター」である。

もっとも一般的な生活をする人にとって「超人性」というものを求めるのはちょっとお門違いではあるが、他の人にないオーラやインパクトをまとうことは、“アメージング”を創り出すというプロレスの醍醐味に通ずる。

何も“アメージング”は派手さで演出する必要はない。「こんな人がこんなことするの!?」というギャップでもよし。「痒い所に手が届く」気配りなどでも良いわけだ。

看板づくりにおいても、「キャラクター」「オリジナリティ」が明確(明確に見えなくても唯一無二の価値がある)なものが、その先にある未来への導線を築いていく。

だから興和サインの看板は常に“アメージング”を追求していく。それが人々の目にとまり、心理を掌握し、人々の記憶に残り、その人たちの人生をより豊かにしていく。

そんな看板を日々、創り出す。

ー“スイングする”という感覚

プロレスにおいて、“スイングする(” 噛み合う)という感覚がある。

例えば初対戦の相手で特に相手の引き出しを多く知らなかったとしても、試合時間が経過していくうちに、お互いがむしろ楽しくなるくらいに手が合い、お客様も同時にどんどんヒートアップしていくという現象だ。

それはもしかしたら当人同士の「波長」であったり「想い」であったりが上手く交錯しているからかもしれない。

そういう意味では、「想い」の詰まった看板広告というのは、企業の名前の大きさや、ぱっと見のインパクトに関係なく、ある時そこにいる人と不意に“スイングする”という現象を大いに生み出す可能性がある。

ーあなたとロックアップする看板に

あなたとロックアップする看板に

プロレスにおいて、「ロックアップ」という所作がある。基本中の基本のような「組み合い」なのだが、実はとても奥が深い。

プロレスをしている僕自身が感じることとして、普段から肌を合わせて信頼出来る選手とのロックアップはバチっとハマる。一方で、初対戦の相手となるとやはりどこか不安がある。

もしかしたらロックアップをしないでじわじわと腕を取ったりレスリングを仕掛けたりするかもしれない。はたまた場外に逃れるかも…。

しかしながら一流の選手は初対戦の相手であろうと、ロックアップがバチっと決められる。逆に言えば相手にしっかりとロックアップさせるだけの度量と技量がある。

考えてみると、前述した「想像力」や「アメージング」を追求し、かつそこに自身の「信念」と「想い」がある選手というのは、初対戦だろうとバチっとロックアップが決まるし、それが一流と呼ばれる秘訣なのかもしれない。

看板もきっとそうなのだろう。

「想像力」を掻き立てて、常に「アメージング」を追求する。そこに広告出稿者の「想い」が乗ることで、アナタにとってかけがえのない看板になっていく。

興和サインの看板は、今日もアナタとロックアップする。

最後に…

看板屋がプロレスをする

冒頭で述べた「看板屋がプロレスをする」という表現。

もしかしたらそれが具体的なカタチで実現する日が近い将来来るかもしれない。

それは本文で説いたように興和サインという会社が看板作りを通じて世の中にロックアップをして、プロレスをしているからである。

「チンドン屋」としてのマインドを、プロレスラーの自分が、そして看板屋である興和サインが体現し続ける限り、その可能性はどこかで交錯し、新たな“身体表現”が生まれるだろう。

そんな日は、近い。
もしかしたら明日にでも。

プロレスラー 三富政行

三富政行選手、言葉でプロレスをしてくれて、ありがとうございました。

興和サインのチンドン屋事業で交わりましょう。

そんな訳で、興和サインは、チンドン屋事業に着手します。

人に笑顔、街に幸せを届けるチンドン。

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