販売促進

販売促進とは、販売者、製作者などが消費者の購買意欲を刺激して商品を買ってもらう活動や手段のことです。
この販売促進は『広告宣伝』の根底にある大事なものですね。

最近ではインターネットやアプリで販売促進する広告も多いですが、やっぱりまだまだ店頭でもたくさん見かけますね!

例えば店頭でのPOP や販売員を使った店頭PR も販売促進に含まれますし、チラシやポスターももちろん販売促進に含まれます。
集客をするための涙ぐましい努力が販売促進ということです。

実は意外と大変なネットの販促?

上記で記載した通り、ネットでの販促がとても増えています。
一見印刷費用や現場の人件費がかからず、結構コスパがいいのでは?と思う方も多いかもしれません。
しかし、このネットの販売促進、結構手間がかかります。
販売促進をする内容を例えば外部と打ち合わせしながら製作ると、意外と時間的コストがかかってしまうものです。
しかも電話やチラシ配りなどで直接相手が見えたり話したりできるものではないので、仮にネットで目に止まってもスルーされてしまう可能性が高いのです。
新聞や雑誌などに比べて比較対象も同じ軸に沢山出ているので、どんなに他のメディアに比べて閲覧が多くても実際に効果は思ったよりも薄かった…なんてことがあるのです。
しかしネットという便利なコンテンツを使用しないのも損になりそう…その場合はどうしたらいいでしょうか?

店頭+ネットで繋がる販売促進

店頭とネットで販売促進なんてどういうこと?
実はネットから店頭誘導でも、店頭からネット誘導でも、どちらでもいいんです。
一番のポイントは「直接的な利益・集客を適正にお店や会社に回す」ことなんです!

ネットから店頭へ誘導の場合
  • ネットから店頭へ誘導の場合

よくアプリやSNS で「この企画の参加でクーポンの配布!」などを見たことはありませんか?
これも実は立派な販売促進です。
お客様にとっては「期間中にログインすれば安く買えるしラッキー!」「くじ引き当たれば無料でもらえるんだしアカウントくらいフォローしとくか」と気軽な気持ちで参加しやすいものです。
企業側からしたら、商品の認知をまずはプレゼントや割引で伝えることで、リピートを出せる可能性がある企画です。
SNS の公式アカウントをフォローしてもらうことにより、そのほかの製品の情報も目に止まりやすくなるため、割引商品以外も一緒に打ち出すことが可能です。
「店頭で引き換えてもらうついでに他の商品も買っちゃおう」と思う購買者も多いので、様々な商品の販売促進が可能になります。
これは商品も多く単価も安いコンビニエンスストアなどでよく見られる手法です。

店頭からネットへの誘導の場合
  • 店頭からネットへの誘導の場合

皆様は店舗で確認した商品と同じものをネットでより安く買うという購入方法を使ったことはありますか?
最近では企業から直接買うときよりも販売価格が安い通販サイトなどもとても増えています。
このネットで購入する層に店頭キャンペーンに参加してもらうことでクーポンを発行することで、他の通販サイトに流れず公式のネットショップで購入してもらう層を増やすことが可能です。
こうすることで購買者は他よりも安く購入したりお得な商品がついたりしますし、販売者も直接的な店舗の利益になります。
看板やポスターにネットに繋がるコードを仕込むことで、キャンペーンのページに気軽に誘導することも可能です。
最近ではかなりポピュラーな誘導になっているので、受け入れてもらいやすいのが特徴です。
この手法は商品が比較的高額で、じっくり比較して購入する家電量販店などで使用ができます。

ネットのない店頭での販売促進
  • ネットのない店頭での販売促進

「それって全国的に店舗が多いお店ができる手法じゃない?」
確かにそうです。個人営業店や実店舗が少ないお店だとネットを用いた上記のような手法はあまり効果的とは言えません。
店舗や企業によってメディアを正しく選定することが重要です。

ネットの一番のデメリットは、販売員などから直接セールスポイントを聞くことがなかなかできないところです。
店頭の販売員に聞かないと商品が比較できない、ネット通販などがないので実店舗に買いにいくしかない場合はやっぱり店頭での販売促進が必要になります。

例えば販売員がなかなか手配できないのでPOP を作って店頭に置きたい場合は、『店頭プロモーション』として商品の近くにPOP を使用することが必要です。
購買者の気持ちをより惹きつけるためには、ただ情報をうるのではなく、レビューやコメントなど、体験したこと・体験してほしいことを売り出すことが大切です。

また、販売員が手配できる場合は適切な育成が必要です。
販売員の育成も実は販売促進活動の一貫に含まれるんです。
販売員のクオリティが上がることで、より一層お客様の心をグッと引き寄せることができます。

店頭販売で心をつかむことで、実店舗のリピートをたくさん狙いましょう!

看板も販売促進に貢献します

看板は直接的な販売促進というよりは、どちらかというと知名度の向上などに使用します。
それでも適切な看板があるのとないのではかなり集客が変わってきます。
例えばパン屋さんなのにどこにもパン屋と書いていなかったら、ケーキ屋?お菓子屋?そもそも入っていいの?となってしまうかもしれませんよ!
ネットで検索してくる人が多いのでいいんだよという方も多いですが、実店舗が分かりやすいということは何よりも販売の貢献に関係して行きます。

企業や店舗のタイプによって適切なメディアの使用と情報の取捨をしてみましょう!

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